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家相と風水

家相とは、風水理念を元に実際の間取りに合わせて、プランニングを行なう際に用いられている概念を言います。
風水とは、水と風の流れを良くする事で、病気の予防をする事を目的とする独自の概念を言います。

具体的に説明すると、水周りには必ず落としきれない汚れが発生します。常に掃除ができる状況であれば問題は無いのですが、一人暮らしの方からすれば、常に掃除が出来るというのは非常に難しいかと思います。

そこで、考えられたのが風を利用し、汚れた空気をその場に留めないような間取りを取り入れる工夫が施されました。それが風水理論です。古くから風の持つ力については、様々な効力があると考えられていました。それは、神様の起こす御業(みわざ)と信じられていたからです。(竜巻や暴風雨など)しかし、人間が生活する上でプラスの方向に取り入れる事により、様々な奇跡を起こすことが出来ると考えたのが、かの有名な諸葛孔明でした。彼は、レッドクリフでも有名な軍師でありましたが、今で言うマジシャン、又は陰陽師でもあったとも言える存在です。木、火、土、金、水(もく、か、ど、こん、すい) の関係や力の強さを理解し、交わりを変える事で、様々な偉業を成し遂げた人物でもあります。具体例を挙げると次のようになります。木は火に自らを注ぐ事で威力を増すことが出来る、火は土に燃えカス(灰)を注ぐ事で山を大きくする事が出来る、土は掘り起こす事で金物質を取り出す事が出来る、金は冷やす事で水滴(結露により)を作り出す事が出来る、水は自らを注ぐ事で木を育てる事が出来る。以上の事からリサイクルを成り立たせる事で 水の無いところでも栽培を可能にさせる事が出来ると考えられておりました。
(これらの概念は、当時の飢餓対策にも繋がります)

力とは、皆で協力する事によりどんな逆境にも乗り越えられる。その力の強さは、100万の軍勢を誇る曹操軍の兵を、わずか数万の戦力で打ち負かす事も出来たとされています。

このように、家相と風水理念を居住空間に取り入れることにより、快適な空間創りが可能となります。

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